トップページ / 黒酢ニンニクの基礎知識 「韓国や中国の酢ニンニクの作り方」

私がニンニクや黒酢を研究し始めたのは、もう30年も前になります。ニンニクや黒酢に優れた働きがあることを知り、自分自身の食生活にも取り入れるようにしました。冬場の寒さ対策のために毎日1片、とくに寒さを感じるときには2〜3片食べるのがおすすめです。活力がみなぎり健康維持にはもってこいの食べ物なのです。

黒酢ニンニクの基礎知識
「韓国や中国の酢ニンニクの作り方」


さて、薄皮をむいて、1片ずつにばらしたものを好みで甘酢に漬けてもいいし、黒酢だけで漬けてもいいのですが、ここでは酢ニンニクをよく食べる韓国と中国のものを紹介しましょう。

コクのあるラッキョウ漬けのような味で、日本人にもなじみやすく、ニンニク臭はほとんどありません。家庭でも簡単に作れまずから、ぜひこの機会に試してみてください。

まず韓国の趙重玉先生が紹介されている酢ニンニクの作り方を紹介しましょう。

1.ニンニク(50個)は上部と下部をとり、いちばん外側の薄い皮だけをむいて水で洗う。水けをふきとり、まるのまま酢(3カップ)に4、5日漬けておく。

2.アクが抜けたところで酢を流し捨て、しょうゆ(3カップ)、砂糖(1.5カップ)を合わせたものをかけて漬け込む。

3.2ヶ月くらいからおいしく食べられますが、日もちさせるために、途中で漬け汁だけとり出し、火にかけ沸騰させ、冷ましてからまた漬けておく。

しょうゆのかわりに塩で漬けてもきれいです。韓国では花のように薄く輪切りにして食べますが、日本では1片ずつにしたほうが食べやすいかもしれません。

中国の酢ニンニクは糖醋蒜と呼ばれています。これを日本人向けにアレンジしたものをご紹介しましょう。

1.ニンニク15個(500g)は上部と下部を少し切り取り、外皮をはぎとり、1片ずつ真っ白い部分だけにする。

2.水洗いし、ざるに入れて半日天日に乾かしておく。

3.酢4カップ、氷砂糖1/2カップ、しょうゆ小さじ2を煮立てて冷ました汁に漬け込む。3週間ほどで食べられます。

韓国風、中国風のどちらも冷暗所に保存してください。

長く漬け込むほどにおいが抜け、味がなれておいしくなります。

また、ニンニクはできるだけ肉のやわらかい新ニンニクを選ぶことが、おいしい酢ニンニクを作るコツです。

中国では、夏至の少し前に収穫したものが、若すぎず、老いすぎずもっともよいとされています。

参考になさってください。

なおニンニクに興味がある方は黒酢ニンニクサプリの活用もご検討ください。

これなら口臭も気になりませんし、何より手軽で便利です。

黒酢に漬けられている分、アミノ酸も通常のニンニクよりはるかに豊富です。

(研究職)

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