私がニンニクや黒酢を研究し始めたのは、もう30年も前になります。ニンニクや黒酢に優れた働きがあることを知り、自分自身の食生活にも取り入れるようにしました。冬場の寒さ対策のために毎日1片、とくに寒さを感じるときには2〜3片食べるのがおすすめです。活力がみなぎり健康維持にはもってこいの食べ物なのです。
さて、中国の酢ニンニクの話が出てきましたが、中国には、酢ニンニクが3種類あり、よく食べます。
3種とは、糖醋白蒜、糖醋蒜、ラー八蒜です。
しかし、中国の酢は醋といって、日本の酢とは少し違っています。味がもっとまろやかで、日本の酢のようにあんなに透明ではありません。
薄い琥珀色がついている感じです。だから日本で中国の酢ニンニクを作っても少し違うかもしれませんが、だいたい同じようなものはできると思います。
糖醋白蒜は酢、塩、砂糖で漬けるものです。酢1kgに対して砂糖500g、それに塩5〜6gの割合で漬け汁を作り、それにニンニクをまるのまま漬け込みます。
日本のように皮をむいて1片ずつにばらしたりしないで、そのままでいいのです。薄皮をむくのはめんどうでしょう。
お店では1週間くらいで食べ始めますが、中国の東北地方ではニンニクの出回る季節に大きな壺に漬けて冬を越して次のニンニクの収穫の時期まで食べつづけます。
糖醋蒜は糖醋白蒜を酢を少しにして、しょうゆと砂糖で漬けたような感じです。酢は入れていますが、色もべっこう色で、どちらかといえばしょうゆ漬けに近い感じでしょう。
参考になさってください。
なおニンニクに興味がある方は黒酢ニンニクサプリの活用もご検討ください。
これなら口臭も気になりませんし、何より手軽で便利です。
黒酢に漬けられている分、アミノ酸も通常のニンニクよりはるかに豊富です。
(研究職)